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特定外来種コクチバスの調査と駆除

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概要

ダム湖で生息が確認されたコクチバスの繁殖状況を確認するとともに、駆除を実施した。

河川の治水・利水・環境に関わる調査・解析・計画
 
特定外来種であるブラックバスは、バスフィッシングの対象魚として各地の湖沼・湖沼に移入され、生態系への影響が懸念されている。
ブラックバスは、国内ではオオクチバス、コクチバス、フロリダバスの3種が確認されている。
その内、全国に広く分布し、バスフィッシングの主な対象となっているのはオオクチバスである。
一方、コクチバスは確認されている箇所はオオクチバスに比べて少ないが、冷水や流水への適応性が高く、分布が広がれば生態系や内水面漁業への影響が懸念されている。
当社では、ダム湖においてコクチバスの生息状況を調査すると共にその駆除を実施した。
 
●コクチバスの生態
コクチバスの繁殖適水温は、15-20℃とされている。
オスは、浅瀬の砂礫底を掃き掃除して砂を取り除き、小石が露出した産卵床を形成する。
オスはやってきたメスに求愛し、産卵床に産卵を促す。産み付けられた卵は、小石に付着する。
オスは卵が孵化し、稚魚が泳ぎ出すまで産卵床にとどまり、これを保護する。
 
●調査と駆除
調査は、ボートで浅瀬を巡回し、産卵床とオスの保護親を目視で確認する方法で行なった。
また、駆除は、確認した産卵床上に刺し網を仕掛け、卵や稚魚を守る保護親を捕獲した。
なお、保護親は産卵床に強く執着しているため、調査員が刺し網を設置している間は一時的に産卵床から離れるが、調査員が産卵床を離れるとすぐに産卵床に戻り、刺し網にかかって捕獲されることが多かった。
卵や孵化直後の泳げない稚魚は、保護親が捕獲されるとヨシノボリ等に捕食された。
保護親を捕獲できなかった場合は、卵や稚魚をタモ網で捕獲・駆除した。

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