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港区立高輪福祉会館

東京都

概要

港区立高輪福祉会館等改築工事 港区立高輪保育園・高輪児童館・高輪いきいきプラザ

所在地:東京都港区高輪3-18-15
用途:保育園、児童館、福祉会館
構造:RC造
階数:地上3階、地下1階
延床面積:2,880.36m2
竣工:2010/12/15
掲載:近代建築 2011年 3月号
受賞歴:無し
 
ひとつの建物に保育園・児童館・福祉会館が入った複合施設である。0歳から18歳まで、また高齢者が利用する建物である。時にはこの施設を生まれたときからずっと利用する方もいるだろう。そのような与条件に対して、それぞれが何らかのかたちで触れ合う計画を行なった。具体的には、エントランスと各階を繋ぐ主動線を供用化したり、公園に面する中庭を設けることによって、「見る見られる」の関係をつくった。さりげない日常的な関係から「みまもり」や「いたわり」が生まれることを期待している。その反面、3施設それぞれの専用部分は互いの領域が侵されないように配慮した。区立高輪公園の緑に囲まれ、都心にある同種の施設としては大変恵まれた環境にある。
 
敷地は坂道の途中にあるために周囲の地面との関係が複雑である。求められた規模に対して敷地面積が小さく、地下1階地上3階建て、法定建蔽率が60 %のところを59.98 %まで使った。高さは日影規制が掛らないように10m以下に抑えねばならなかった。厚肉床壁構造によって基準階高を3.15 mに抑えながら主要居室の天井高さを2.4 m確保した。公園のある南側以外は住宅に面している。その3面は35 cmの厚い耐震壁で囲み、開口部も控えめにした。近隣の生活環境への配慮であり、同時に中央に耐震壁をなくしてフレキシビリティーの高い平面にするためである。

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