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ベトナム・ハロン湾地域において分散型排水処理システムを活用した水環境改善案件化調査実施

2013年10月24日

 当社は正和電工株式会社と共同して、ベトナム・ハロン湾周辺地域において分散型排水処理システムを活用した水環境改善を通じてODA案件化及び民間事業化の事業可能性調査を実施することと致しました。

 本調査は外務省の「平成25年度政府開発援助海外経済協力事業委託費による案件化調査」の採択を受けたもので、既に10月より業務に着手していると共に、来年2月末までの約5ヶ月間にわたって実施される予定です。

 本案件の対象地域であるベトナム・ハロン湾では急激に開発が進んでおり、これに伴う経済成長により、水質汚濁や自然環境の喪失などの環境破壊が顕在化しつつあります。またハロン湾では約600隻の観光船や水上生活者の居住区も多数存在していますが、それらの生活排水に関して適切な処理がされておらず、ハロン湾の深刻な水質汚濁を招いています。現在ハロン市においては、下水道処理システムの導入に向けて計画投資省等と協議を進めているものの、財政問題により実現の目処は立っておりません。更には各家庭で広く利用されているセプティックタンクは排水処理が不十分であり、また定期的なメンテナンスも行われておらず、汚泥が溜まり、機能低下や機能不全がおこっています。

 こうした背景を踏まえ、し尿処理はバイオトイレで、また生活雑排水は新浄化システムで処理する、分散型排水処理システムを通じた新しいサニテーションモデルの構築により、ハロン湾の水環境改善に大きく寄与するものと考えております。

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生活排水処理状況

 本業務は、当社が現地情報収集、市場調査及びビジネスモデル構築を通じたODA案件化及び民間事業化の事業可能性検討を担当すると共に、正和電工株式会社は、バイオトイレ及び新浄化システムの現地での実証試験を通じた、製品・技術の適用可能性を検証致します。

 当社はバイオトイレのような日本の中小企業が有する差別化技術をインフラシステムとして海外へ普及展開する形で、これまでベトナム国内のクアンニン省、ダナン市、フエ市等行政府や企業と、バイオトイレ導入に向けた検討を進めております。日本の技術と、長大のプロジェクトマネジメント力の両輪で、事業の実現可能性の向上、更には新しい事業創出の可能性を広げております。

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業務実施地域(ベトナム国 クアンニン省 ハロン)

 

新しいサニテーションモデル(分散型排水処理システム)

―し尿処理はバイオトイレで、生活雑排水は新浄化システムで―

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