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夢翔大橋(ゆめかけおおはし)

奈良県

概要

高強度コンクリートを用いたPCエクストラドーズド橋 【プレストレストコンクリート技術協会「作品賞」受賞】

一般国道168号 五條新宮道路(辻堂バイパス)は,奈良県が整備中の地域高規格道路の1つ
であり,このうち,奈良県五條市大塔町辻堂地内の熊野川右岸側の急峻な山腹に長大構造物が
連続する特殊区間となっている。本橋梁は,「大塔区間景観検討委員会」(委員長:堀繁東京
大学教授)において,厳しい架橋条件を有する橋梁群の建設に対して,地形改変規模の縮小に
よる環境保全と建設コストの縮減を目的とした様々な検討を実施し、力学的にも合理的で美し
いY字形主塔が印象的な軽快な構造美を実現した。
H23 / 5 プレストレストコンクリート技術協会 作品賞受賞
 
■特徴1 高強度材料による部材スリム化と耐震性能確保および地形改変の最小化
・主桁・主塔に設計基準強度60N/mm2の高強度コンクリート(自己充填型コンクリート)を用いたわが国初のPCエクストラドーズド橋。
・橋脚に設計基準強度40N/mm2のコンクリート,橋脚・主塔の主鉄筋に高強度鉄筋SD490を用いて部材寸法を縮小。
・広幅員1室箱桁構造の採用による徹底した軽量化。
・材料・構造面からの徹底したスリム化による急峻地形の地形改変最小化と建設コスト縮減。
■特徴2 機能性と軽快な構造美の創出
・平面曲線に応じて建築限界を確保するため,力学的にも合理的なY字形主塔を採用。
・熊野川を渡河するランドマークとして厳しい架橋条件を克服しつつ,耐震性と意匠を両立させた主塔・橋脚および主桁の軽快な構造美の創出。
■特徴3 維持管理への配慮
・主塔斜材定着部に鋼殻構造を採用し,維持管理の容易性を確保。
・維持管理の初期データ採取のため,振動法による斜材張力測定を実施。

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