お知らせ
パプアニューギニア国アウム橋およびカピウラ橋開通
2019年06月28日
当社がコンサルタント共同企業体代表として2014年より調査・設計および施工監理に携ってまいりました、パプアニューギニア国ニューブリテン国道のアウム橋およびカピウラ橋の開通式が2019年6月26日、500人を超える住民参集のもと開催されました。
本プロジェクトはJICA無償資金協力により老朽化し耐荷力が低下した2橋梁の架け替えを行うことで、代替路のない物流および生活の重要幹線の安定的な交通を確保し、パプアニューギニア国の経済発展と地域住民の生活の質の向上に貢献することが目的とされています。
式典には日本側の代表として在パプアニューギニア日本国大使館の中嶋大使、JICAパプアニューギニア事務所の遠山所長らが、またパプアニューギニア国側からは、国営企業大臣、公共事業省次官、および西ニューブリテン州知事らが参加されました。国営企業大臣は、パプアニューギニアに対する日本の継続的な支援に感謝を述べるとともに、ニューブリテン国道の未改修の橋梁に対する更なる支援に期待が示されました。
当社はパプアニューギニア国の道路・橋梁整備事業に2006年より取り組んでおり、調査・設計・施工監理を実施した橋梁は40橋を超え、日本の建設コンサルタント企業として最も同国の道路・橋梁インフラの改善に貢献しております。これらの多くの実績とノウハウを活用し、同国のインフラ整備に引き続き貢献して参ります。
■案件概要■
1)実施機関:パプアニューギニア国公共事業省(Department of Works)
2)業務期間:調査・設計(2014年4月~2015年7月)
施工監理(2016年11月~2019年3月)
3)設計・施工監理: 株式会社長大・株式会社アンジェロセック 共同企業体
4)施工業者:大日本土木 株式会社
5)対象橋梁:
①カピウラ橋梁
新設橋の橋梁形式:3径間連続鈑桁
新設橋の橋長(支間割):137.30m(45.65m+46.00m+45.65m)
②アウム橋梁
新設橋の橋梁形式:2径間連続鈑桁
新設橋の橋長(支間割):76.00m(38.00m+38.00m)
■写真■
1.アウム橋
改修前 改修後
2.カピウラ橋
改修前 改修後