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お知らせ

株式会社SkyDrive、株式会社大林組との「空飛ぶクルマ」離発着場の検討始動 ー第7回 Japan Drone 2022 / 第1回次世代エアモビリティEXPOで初展示ー

2022年06月17日

 当社では、株式会社SkyDrive(https://skydrive2020.com/)と株式会社大林組(https://www.obayashi.co.jp/)と協働で、「空飛ぶクルマ」離発着場を設計し、第1回次世代エアモビリティEXPOで展示・公開する事となりました。

 「空飛ぶクルマ」とは、電動垂直離着陸型航空機「eVTOL」と呼ばれ、将来「空の移動」を根底から変革するモビリティとして世界各国で取組みが進められています。「空飛ぶクルマ」が実現することで、

  ① 都市部の渋滞回避 
  ② 災害で道路が遮断された際の救助、ドクターヘリと併用した救急対応 
  ③ 山間部や離島間のヒト・モノ移動 
  ④ 遊覧や離島ホッピングなどの娯楽・観光

での課題解決が期待されています。
 現在、ヨーロッパではEASA、アメリカではFAAにて離発着場を含めた「空飛ぶクルマ」の標準化検討がされていますが、日本でも標準化検討に向けて「空の移動革命に向けた官民協議会(令和4年度4月 当社加入)」で検討が開始されています。当社は、空飛ぶクルマの機体メーカーである株式会社SkyDriveが持つ機体情報や機体に関わる必要設備に関しての情報や知見を基に、離発着場の標準化(日本版)に資するべく、当社の持つ環境や交通システム、建築設計の知見及び技術を総動員した「空飛ぶクルマ」の離発着場モデル作成に向けた検討を行っております。
 本検討で得られた経験をもとに、今年度より開催される「空の移動革命に向けた官民協議会 離発着場WG」にて、「空飛ぶクルマ」のより良い実装のために提言致したいと考えております。

 本検討のお披露目として6/21-23に幕張メッセで開催される「第7回Japan Drone 2022 / 第1回次世代エアモビリティEXPO」(https://ssl.japan-drone.com/index.html)にて、検討中の離発着場パース及び模型を初公開予定です。また、検討した離発着場を「空飛ぶクルマ」に乗って体感できるVRもお楽しみ頂けます。

 長大の持つノウハウや技術を通じて、「空飛ぶクルマ」実装に人・夢・技術グループ全体で貢献できるよう邁進してまいります。
 引き続き、人・夢・技術グループの今後の展開にご期待ください。