お知らせ

株式会社長大は、本州四国連絡橋の架橋から始まった長大橋や特殊橋の設計技術をベースとして、橋梁の点検や維持管理を効率化・高度化するための革新的な技術を数多く開発しています。そうした技術の一つであり、特許を取得している斜張橋ケーブル点検ロボット『VESPINAE』が、理論社の小学生向け書籍「あぶない場所でかつやくするロボット」で紹介されました。

　　

この書籍は、主に小学２年生以上の子どもを対象とした、教科書の副読本にもなる書籍です。学校図書館や公立図書館などにも多く置かれています。

近年、インフラの老朽化に起因する事故が多発し、その点検、維持管理のあり方がこれまでにも増して問われています。

橋梁はその最たるインフラの一つです。

当社は、老朽化が進むこれらの橋梁を確実に管理し、人々が安全で安心に暮らすことができるよう、　技術の提案や開発を行っています。斜張橋ケーブル点検ロボット『VESPINAE』は、高所作業車やロープアクセス時の交通規制が不要で、安全、スピーディーにケーブル損傷の有無を点検できる技術です。

　▷開発　：　国立大学法人長崎大学、協和機電協業株式会社と共同

　▷特許番号　：　6560274号、NETIS：KT-22081-A

　▷主な特徴　：

　　①プロペラの推進力によってスムーズに走行。迅速に点検できる

　　②人間の高所作業を伴わないため安全

　　③短時間で点検ができて経済的に有利

　　④ロボット本体の重量は7kgと、比較的軽く現場の移動・設置が容易

　　⑤高画質カメラによる撮影で0.1mmの損傷も発見可能

当社は今後も国や自治体等への技術提案や、製品開発を行い、橋梁点検や維持管理の効率化・高度化に貢献してまいります。

　　※Amazonや楽天ブックス、紀伊國屋書店等で購入できます。