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お知らせ

スラバヤ地域鉄道の複線・電化のための詳細設計業務を受注ーインドネシアの人流と物流の円滑化に貢献してまいりますー

インドネシアスラバヤ地域鉄道

2026年02月17日

株式会社長大は、PT. Dardela Yasa Guna(ダルデラ・ヤサ・グナ)と共同企業体(JV)を組成し、インドネシア第2の都市スラバヤを中心とするスラバヤ地域鉄道線(SRRL)の複線・電化を行うための詳細設計業務(RDC)※1をインドネシア運輸省(MoT)鉄道総局(DGR)から受注しました。当社はJVの幹事会社としてこの設計業務を円滑に遂行し、Gerbangkertosusila(GKS、ゲルバンケルトスシラ)広域都市圏※2の利便性向上と快適な都市空間の創出に貢献してまいります。
 

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インドネシア運輸省鉄道総局との契約調印式が、2月6日にジャカルタで行われました


スラバヤ市を中心とするゲルバンケルトスシラ広域都市圏は、推定人口1,000万人超を擁しており、東ジャワ州GDPの約60%を生み出す重要な経済拠点です。しかし、急速な人口増加と、これに伴う自動車を中心とした交通量の急増により既存の道路網は限界に達しています。Surabaya Gubeng(スラバヤ・グベン)~Sidoarjo(シドアルジョ)間の幹線道路では、一日に20万台を超える交通量があり、深刻な渋滞と経済的損失を引き起こしています。

こうした背景のもと、都市環境汚染ならびに輸送エネルギー消費量の軽減、都市生活環境の改善、増加する輸送需要に対応し、スラバヤ都市圏の輸送能力のボトルネック解消を図るため、スラバヤ地域鉄道線の輸送力増強の検討が進められてきました。2025年6月にインドネシア政府とドイツ復興金融公庫(KfW)との間で締結した総額2億3000万ユーロの融資契約(LA)に基づき、スラバヤ地域鉄道線の複線・電化事業が実施されることとなりました。

スラバヤ地域鉄道線の複線・電化事業は、Phase 1(Sidotopo基地~Surabaya Gubeng駅~Sidoarjo駅間、Surabaya Pasar Turi駅~Surabaya Gubeng駅間)の約30km区間とPhase 2(Surabaya Pasar Tri駅~Lamongan駅間、Wonokromo駅~Mojokerto駅間、Sidoarjo駅~Tarik駅間、Kandangan駅~Indro駅間)の約100km区間に分けて実施されます。

当社が受託したこの業務は、Phase 1区間の詳細設計、ならびにPhase 2区間の実現可能性調査(FS)の更新を行うものです。履行期間は2026年3月の業務着手(想定)から32ヵ月間。JV全体の契約金額は約780万ユーロ(日本円でおよそ14億5000万円)です。


 
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プロジェクト位置図


当社は、これまで培ってきたインドネシアやアセアン諸国における鉄道整備事業のコンサルティング業務の実績、知見を活かし、ゲルバンケルトスシラ広域都市圏の利便性向上と快適な都市空間の創出に貢献するとともに、インドネシアの経済発展に寄与してまいります。


■注釈
※1 契約正式名:Consulting Services for Railway Design Consultant (RDC) of Surabaya Regional Railway Line - Phase I
※2 Gerbangkertosusila(ゲルバンケルトスシラ)広域都市圏:グレシック、バンカラン、モジョケルト、スラバヤ、シドアルジョ、ラモンガンの6都市で構成された6,300km²を超える広大な都市圏。

■関連サイト
在インドネシア共和国ドイツ連邦共和国大使館発表:インドネシア政府とドイツ復興金融公庫との融資締結記事

https://jakarta.diplo.de/id-en/srrl-phase1-2725684


■本件に関する問い合わせ先
株式会社長大
 構造事業本部 インターナショナル事業部 海外技術開発部
 メール:info-itn@chodai.co.jp