人・夢・技術 株式会社長大
人・夢・技術 グループ

お知らせ

「量子技術による新産業創出協議会(Q-STAR)」への参画について

2021年09月28日

 当社は、2021年9月1日に発足した「量子技術による新産業創出協議会(Quantum STrategic industry Alliance for Revolution 以下、Q-STAR)」に、設立会員として参画しました。
 Q-STARは、量子コンピュータなどの量子技術を利用した新時代における科学技術の発展に資する活動を推進することで、「量子技術イノベーション立国」の実現を目指す事を目的とし、国内の産業界を代表する主要企業により設立された団体です。
 当社は、Q-STARの運営を担う実行委員会、並びに各種技術テーマの検討を行う技術部会に参画し、その革新的な技術を活用した事業展開を加速させるとともに、量子技術による新産業の創出に向けて積極的に活動して参ります。

 当社グループでは、長大タウン構想(未来都市スーパーシティ構想の発展形)の実現や様々な将来のインフラの実現に向け、Society5.0の観点から、多様な技術領域、事業領域の検討、提案、展開活動を進めています。
 Society5.0の実装においては、サイバー空間の全体最適化処理のリアルタイム処理を可能とする量子技術は重要であり、社会の課題解決に積極的に取り組み、社会貢献を目指す当社の事業に不可欠な技術と捉えています。

 当社は昨年、将来の効率的な電力マネジメントに向けて、電力の配電に伴う電力ロスを最小化する配電網の作成方法に関する特許を取得しました。
 ⇒https://www.chodai.co.jp/news/2020/09/014197.html

 今後は、量子技術の社会実装に向けた事業推進に向けQ-STARの活動を通して多様な企業主体と連携・協働し、これまで以上に本分野の事業展開を拡大させていく所存です。

 是非今後の当社グループの展開にご期待ください。


【Q-STARの概要】
 名称:量子技術による新産業創出協議会
   (Quantum STrategic industry Alliance for Revolution)
 設立:2021年9月1日
 形態:任意団体
 運営委員会: (会社名の五十音順)
  株式会社東芝 代表執行役社長CEO  綱川 智 (委員長)
  トヨタ自動車株式会社 代表取締役会長 内山田 竹志
  日本電気株式会社 取締役会長 遠藤 信博 (副委員長)
  日本電信電話株式会社 取締役会長 篠原 弘道 (副委員長)
  株式会社日立製作所 取締役代表執行役 執行役会長兼CEO 東原 敏昭 (副委員長)
  富士通株式会社 代表取締役社長CEO兼CDXO 時田 隆仁 (副委員長)
  三菱ケミカル株式会社 代表取締役社長 和賀 昌之 (副委員長)

 設立会員:24社 (五十音順)
  伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 
  SBSホールディングス株式会社
  キヤノン株式会社 
  JSR株式会社
  住友商事株式会社
  SOMPOホールディングス株式会社 
  第一生命保険株式会社
  大日本印刷株式会社
  大和証券グループ本社
  株式会社長大
  東京海上ホールディングス株式会社
  株式会社東芝
  凸版印刷株式会社
  トヨタ自動車株式会社
  日本電気株式会社
  日本電信電話株式会社
  株式会社日立製作所
  富士通株式会社
  株式会社みずほフィナンシャルグループ
  三井住友海上火災保険株式会社 
  株式会社三井住友フィナンシャルグループ 
  三井物産株式会社
  三菱ケミカル株式会社
  三菱電機株式会社

 主な活動内容:
 (1)量子技術の動向に関する調査・研究
    量子技術の全般の動向の調査、産業界トップ層の間で情報共有
 (2)量子技術の産業活用に関する調査・研究・提案
    複数分野についての応用可能性を調査・研究
 (3)量子関連技術に関する調査・検討
    量子技術に必要となる材料、デバイス等についての調査・検討、情報共有
 (4)量子関連人材に関する調査・企画・提案
    量子技術に関連する人材の育成に関する調査・企画・提案、意見交換
 (5)制度・ルールについての調査・検討
    量子技術の実装に際し必要となる知財・標準化、倫理、トラスト等の調査・検討
 (6)国内外の量子関連団体等との連携
    本協議会の各種事業推進に必要となる国内外の量子関連団体との連携
 (7)その他
    普及広報、政策提言など



「量子技術による新産業創出協議会(Q-STAR)」の設立について

「量子技術による新産業創出協議会(Q-STAR)」 設立記念シンポジウム