お知らせ
長大が支援する「更別村スーパービレッジ構想」－自動配送ロボットを活用した雪道での配送実験を実施―
デジタル田園都市ロボット配送更別村2025年02月17日
株式会社 長大および更別村、Social Knowledge Bank合同会社、株式会社Hakobotの4者は、人手不足などをはじめとした輸送・配送の課題解決につなげるため、北海道更別村で、低速・小型の自動配送ロボットを使った「出前」の実証実験を2025年1月30日（木）～2月6日（木）の5日間にわたって行いました。低気温、積雪、凍結などの路面性状下での走行を実施。冬期の運行可能性や課題を探りました。
雪道の歩道を走行する低速・小型の自動配送ロボット
当社は2021年に更別村と包括連携協定を締結し、地域課題の解決に向け、デジタル活用による行政支援や住民サービスを展開しています。
自動配送ロボットの実証は全国各地で行われていますが、冬期の積雪路面など道路性状下での安定走行の実現という課題がありました。
そこで、今回の実証実験は四輪駆動四輪操舵の自動配送ロボットを独自に設計、開発しているHakobotのロボットを用いて実施しました。昨年３月には同型のロボットでノーマルタイヤでの走行実験を実施しましたが、その時はスタックやスリップが数多く確認されていました。今回の実験では昨年の検証結果を踏まえてオフロードタイヤを装着。積雪（およそ5cm程度）、圧雪、凍結、シャーベットの様々な冬期の路面環境下でも走行できることを確認しました。
地元の飲食店などの関係者からは、「人手が不足しているので、近場の出前はロボットを活用してできれば助かる。」「他の商品配達や、行政書類の受け渡しなどにも使えるといい。」といった声が聞かれ、自動配送ロボットの実現への期待が感じられました。
当社はこれからも、人々の暮らしや経済活動を支えるインフラサービスを幅広く提供する建設コンサルタントとして、自治体が抱える人口減少・少子高齢化、交通・物流、地域経済の活性化等の様々な課題をデジタル技術で解決・改善するお手伝いができれば、と考えています。これからも各種事業の計画作成やデマンド交通システムの導入支援、さらに自動運転車両の実証や地域ポイント・地域通貨等のシステム開発・導入を支援してまいります。
-本件に関する問い合わせ先-
株式会社長大 スマートシティ事業部・計画事業部
メール： info@chodai.co.jp
-参考資料-
長大ホームページ
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