長大の事業コンサルティングして終わるのではなく、コンサルティングから始める
フィリピン国ラグナ湖沿岸道路詳細設計業務(フェーズ1)
マニラ首都圏の混雑を緩和するフィリピン最大級のインフラプロジェクト
本業務はマニラ首都圏南部にあるフィリピン最大の湖であるラグナ湖の左岸に沿って計画されている全長37.8キロの道路の詳細設計業務です。全長約37.8キロのうち、橋梁部分は約21.1キロ、土工部分は約16.8キロで、長大は共同企業体の一員として橋梁部分(約17キロ)の詳細設計を担当しています。
マニラ首都圏は慢性的な交通渋滞に悩まされており、本道路が整備されることで渋滞緩和による経済効果やCO2排出量削減への寄与が期待されています。また本業務の土工部分については多発する洪水を緩和させる堤防としての役割も担う予定です。
発注者はフィリピン国公共事業道路省(Department of Public Works and Highways)で、インフラ準備・革新ファシリティ(IPIF)の枠組みを通じてアジア開発銀行(ADB)からの支援を受け公示され、当社を含む4社共同事業体(JV(※))が特定されたもので、2026年末の完成を目指しています。
(※)JV構成:㈱建設技研インターナショナル(代表)、㈱オリエンタルコンサルタンツグローバル、
大日本コンサルタント㈱、㈱長大
画像出典:JV作成
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