ハノイ～ホーチミン市間鉄道橋梁安全性向上事業

南北鉄道の44橋梁の架け替え、軌道改修、新駅、踏切、道路跨線橋等の付帯設備の建設

　本事業は、ベトナム国ハノイ～ホーチミン市間鉄道（南北鉄道）1,726kmの移動時間短縮、輸送力増強、安全性向上のため、南北鉄道に点在する44鉄道橋の架替と軌道構造、駅、分岐器等の軌道施設、ならびに踏切等の付帯設備にかかる測量、地質調査、詳細設計、環境影響評価を実施したものです（アプローチ部含み総延長約43km）。上記業務と合わせて保守点検機器の調達、橋梁・軌道の維持管理マニュアルの作成、教育・訓練を実施し、ベトナム鉄道職員の能力向上にも貢献しております。

　また、工事入札支援ならびに北部17橋梁架け替えの施工監理を実施し、2005年10月に着手した調査・設計業務から2017年8月の施工・瑕疵担保期間終了までの全段階で本事業に関与しております。

　なお、弊社が「設計者」として関与した本事業の3工区（CP1D、CP2、CP3A）は、「第6回　JAPANコンストラクション国際賞」で「最優秀賞」を受賞しております。

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