長大の事業コンサルティングして終わるのではなく、コンサルティングから始める
未来のまちづくり「クオンタムシティ」実現に向けた自治体・大学・企業との交流イベントを開催

量子技術を活用した未来のまちづくり構想を推進
当社が特別会員として参加している一般社団法人量子技術による新産業創出協議会(Q-STAR)の「クオンタムシティ推進部会」では、自治体・大学・企業における量子技術への理解を深め、今後の協力関係の構築を目指して、2025年2月14日に「第1回 クオンタムシティ交流イベント」を開催しました。
現地およびオンラインの両方で60名を超える参加者が集まり、量子技術を新たな「まちづくり」に活用するための活動報告や取り組みについて、自治体・大学・企業の各方面から発表が行われました。
■クオンタムシティとは?
社会システムの革新が期待される中、量子コンピュータをはじめとする量子技術が実用レベルに達することで、エネルギーや交通などのインフラ、医療や金融などのサービスにおけるシステムや通信技術に大きな変革がもたらされ、私たちが暮らす「まち」が最適化されることにより、より便利で健康的でありながら、省エネルギーで持続可能なものになり得ます。
当社では、このような量子技術を活用した未来の「まち」を『クオンタムシティ』と提唱し、その実現に向けて、当協会と連携しながら、量子技術のユースケース探索、ロードマップの策定、実証実験、さらには社会実装を視野に入れた自治体・大学・企業とのネットワーク構築などの活動を進めています。
■量子技術とは?
量子技術とは、量子力学の性質を利用して情報処理や通信などを行う技術です。量子技術を活用した量子コンピュータは、既存のコンピュータ技術の限界を超えて、これまで困難とされてきた複雑な問題に対し、短時間で正確な答えを導き出す手段として開発が進められています。(一部の技術では、すでに既存のコンピュータと比較して優位性を示す活用事例もあります。)
■当社が目指す役割
量子コンピュータをはじめとする、これまでにないレベルの量子技術が社会実装される頃には、私たちの暮らす「まち」のインフラやサービスを支えるシステムやネットワークにも、大きな変化が起こると予想されます。
当社は、世界に先駆けて量子技術の社会実装を推進する役割を担い、国内外に向けたコンダクターとして、技術やサービスの提供を目指します。
■今後の開催について
クオンタムシティ交流イベントは、「社会実装にはまず仲間づくりを」というコンセプトのもと、量子技術に関する話題だけでなく、社会課題も交えた情報交換を通じて、より良い社会の実現に向けて自治体・大学・企業との連携を構築し、来たるべき量子時代を切り拓いていこうという試みです。
今後も定期的に交流会を開催する予定ですので、ご興味のある方は当社クオンタム推進部までお問合せください。
株式会社長大 事業戦略推進統轄部 クオンタム推進部
メール: takano-ht@chodai.co.jp
-参考資料-
Q-STARニュースリリース
2025年2月 第1回Q-STARクオンタムシティ交流イベントを開催