長大の事業
コンサルティングして終わるのではなく、コンサルティングから始める

水力発電事業

　一次エネルギー価格変動の影響を受けない水力発電事業は、地域にとって安定したベースロード電源としての期待が大きく、日本国内はもちろんフィリピンやインドネシアなど固定価格買取制度（FIT: Feed-in Tariff）を導入したアジア諸国では、政策的に開発の優先順位を高く置いています。

　当社は、2011年からフィリピン国ミンダナオ島で小水力発電事業に着手し、その後インドネシア、ラオス、そして日本国内へと拡大しています。

　当社が提供するサービスは、構想段階、計画段階、施工段階、O&M段階と全ての事業段階をカバーしています。また、当社による出資を含む資金調達や水車発電設備の調達（EPC）などの発注者支援も行っています。

　2019年1月には最初に開発着手したフィリピン国アシガ川小水力発電事業（8MW、当社は10%出資）が商業運転を開始しました。

　インドネシアでは、水力のO&Mコンサルティングを実施するPT AMCO HYDRO INDONESIAを設立、遠隔による発電所管理支援サービスを提供しています。

　構想・計画段階では、日本政府（経産省、JICA、JBIC、JETRO等）のインフラシステム輸出戦略に基づくFS委託事業に7件採択されています。

　今後は、老朽化した発電所の水車発電機を質の高い設備に交換するリハビリテーション事業にも参画していきます（JICA PPP FSに採択済）。